乳酸菌たっぷりのヨーグルトを食べて腸内フローラを改善しよう!

乳酸菌たっぷりのヨーグルトを食べて腸内フローラを改善しよう!

 

 「腸内フローラを改善するために心がけていることは?」という質問に対して、

ヨーグルトを食べる」・・・70%
「納豆を食べる」・・・64%

 

 この2つの食品は、腸内フローラ改善はもちろんのこと、健康効果抜群の2大発酵食品です。

 

 その中でも乳酸菌を摂るにはヨーグルトが定番ですね。腸内フローラを改善するためのヨーグルトについて紹介します!

 

Miyako loves Yogurt / htakashi

 

ヨーグルトについて

 世界的にも、長寿食と言われている発酵食品であるヨーグルト

 

 ヨーグルトには、「乳酸菌」や「ビフィズス菌」が含まれており、乳酸菌は乳酸を作りだし、ビフィズス菌は酢酸も作り出します。

 

 乳酸や酢酸が腸内に多く存在すると、悪玉菌が増えにくくなります。また、腸が刺激されることで、便を体外へ排出しようとする蠕動運動(ぜんどううんどう)が活発になるのです。

 

 そのため、ヨーグルトを食べて乳酸菌を摂取すると便秘が改善されるのです。

 

腸内フローラを改善する乳酸菌の役割とは?

ヨーグルトの腸に効く食べ方

 ヨーグルを食べると乳酸菌を摂取することができます。さらに、より効果的に乳酸菌を摂取する食べ方について紹介します。

 

食後に食べる

 乳酸菌は胃酸に弱いので、食後の胃の中に食べ物が入っている時に食べた方が乳酸菌が生き延びやすいのです。

 

 なので、できれば食後にヨーグルトを食べた方が良いのです。

 

1日に100g以上食べる

 ヨーグルトは毎日100g以上食べることで便通改善などの効果があると報告されています。

 

 ある程度の量を毎日食べることが効果的です。

 

購入後にすぐ食べる

 賞味期限以内なら、ヨーグルト100gに対して乳酸菌は10億個含まれていると言われていますが、新しいほど乳酸菌は元気で数が多いのです。

 

 乳酸菌も生き物なので、できるだけ元気なうちに摂取しましょう。

 

自分に合う菌を見つける

 人間と乳酸菌には相性があります。2週間ほど食べ続けても効果が見られない時は、他のヨーグルトを試してみることお勧めします。

 

 自分にあった乳酸菌(ヨーグルト)を探しましょう。

 

オリゴ糖と一緒に食べる

 オリゴ糖は乳酸菌のエサとなるため、乳酸菌の働きを活発にしてくれます。

 

 ヨーグルトをプレーンのまま食べにくい人は、オリゴ糖を混ぜて食べると良いですよ。

ヨーグルトvs納豆

 健康に良い発酵食品で、ヨーグルトのライバルは「納豆」です。

 

<ヨーグルトと納豆の比較>

ヨーグルト

納豆

乳酸菌
ビフィズス菌

×

納豆菌

×

食物繊維

×

オリゴ糖

×

 

 このように、ヨーグルトと納豆は得意分野が相反しています。

 

 ヨーグルトには納豆と違って、善玉菌を育てる食物繊維がほとんど含まれていません。

 

 この欠点を補うには、ヨーグルトと一緒にフルーツを摂ると良いです。

 

 納豆菌は、乳酸菌の数を10倍にも増殖してくれる働きがあります。

 

 一方、ヨーグルトには便通改善以外にも、腸内の免疫細胞を活性化して病気になりにくくなったり、アレルギー症状を抑制してくれたりする作用があります。

 

 

乳酸菌は花粉症予防に効果があるって本当?

 

 最近では、ヨーグルトには体脂肪を減らす尿酸値を下げる、など特定の健康効果があると注目されています。

 

 

 ヨーグルトも納豆も腸内環境を改善するには効果が大きい食品です。無理がない程度に、両方食べる習慣を付けるとより効果的ですね!

ヨーグルト選びのポイント

 ヨーグルトはたくさんの種類が販売されています。ここではヨーグルト選びのポイントを紹介します。

 

プロバイオティクス

 ヨーグルト選びの重要なポイントは、プロバイオティクス商品を選ぶことです。

 

 プロバイオティクスとは、腸内環境を整えてくれる微生物で、乳酸菌やビフィズス菌のことを示します。

 

 乳酸菌が腸内で悪玉菌の増殖を抑制するためには、ビフィズス菌などが生成する短鎖脂肪酸が必要なのです。

 

短鎖脂肪酸の効果と増やし方を知り腸内フローラを改善しよう!

 

 短鎖脂肪酸を生成するには、乳酸菌が腸内まで生きたまま届く必要があります。
 

 プロバイオティクスであるということは、乳酸菌が腸内まで生きたまま届くということを示しています。

 

 乳酸菌を口から摂取した場合には、胃酸や熱などで死滅しやすいのがデメリットですが、プロバイオティクス商品はそのリスクが少ないことを意味しています。

 

 

含まれている菌の種類と効果

 次に重要なポイントは、ヨーグルトに含まれている菌の種類です。

 

 菌の種類によって効果が変わってきますので、自分が改善したいと狙ってる効果を持っている菌(ヨーグルト)を選ぶことも重要です。

 

乳酸菌の種類と期待される効果について、簡単にまとめます。

 

ダイエットに

 

 腸内環境を改善しつつ、余分な内臓脂肪皮下脂質を減らし、体脂肪を溜まりにくくしてくれる乳酸菌

ガセリ菌SP株・ビフィズス菌B-3・TUA4408L・LP-28・スマート乳酸菌

 

美肌対策に

 

 角層の水分量を増やしてお肌の乾燥弾力低下改善毛穴目立ちを改善してくれる乳酸菌

ビフィズス菌LKM512・ラクトコッカスラクチスH61株・美体質乳酸菌・乳殺菌抽出物LFK・LK-117

 

ストレス対策に

 

 腸内で働いて脳をスッキリしてくれる乳酸菌

プレミアガセリ菌CP2305・B.ビフィダムY株

 

感染症予防に

 

 免疫力を高め、体の中でウイルスや病原菌が増殖するのを防ぐ効果がある乳酸菌

乳酸菌シロタ株・ラブレ菌・プラズマ乳酸菌・乳酸菌1073R-1株・シールド乳酸菌M-1・プロテクト乳酸菌

 

ピロリ菌対策に

 

 ピロリ菌の胃への吸着を阻止し代謝物でピロリ菌の働きも抑えてくれる乳酸菌

植物乳酸菌SN13T・乳酸菌OLL2716株・L.ロイテリ菌プロテクティス

 

肝機能改善に

 

 腸内環境を改善することで肝臓の負担となる有害物質を作る悪玉菌を減らしてくれる乳酸菌

植物性乳酸菌SBL88・エンテロコッカス・フェカリスFK-23

 

整腸・便秘改善に

 

 腸のバリア機能を高め腸内フローラを改善し便通を良くしてくれる乳酸菌

ビフィズス菌BY株・Bb-12・BE80・カゼイ菌NY1301株・クレモリス菌・YM菌群・Fk-120

 

アレルギー対策に

 

 免疫のバランスを整えて、アレルギーによるかゆみや鼻炎などの症状を改善してくれる乳酸菌

L-92乳酸菌・L-55乳酸菌・LGG乳酸菌・ビフィズス菌G9-1・植物性乳酸菌Th221

 

プリン体の吸収を抑制

 

 消化器官でプリン体を体内に吸収されにくい形に代謝したり、プリン体を取り込み、自らの生命活動に利用する乳酸菌

乳酸菌PA-3株・明治プロビオヨーグルトPA-3

 

 乳酸菌入りヨーグルトと一言で言っても、とてもたくさんの種類があります。この中から自分が効果を期待している乳酸菌を探しましょう!

まとめ

 ヨーグルトには乳酸菌がたくさん含まれていますが、乳酸菌の働きをさらに効率良くする食べ方やヨーグルトに足りない成分の補い方、また乳酸菌の種類と効果について紹介しました。

 

 腸内フローラを改善するために、自分が改善したい効果が得られるヨーグルト(乳酸菌)を適切に選んで、フルーツやオリゴ糖と一緒にヨーグルトを食べるととても効率的です。

 

 腸内フローラ改善を目指している人は参考にしてください!

 

 

 

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