サプリメントの飲み方!知っているようで意外と知らないサプリメントの基礎知識!
「知っているようで意外と知らなかったサプリメントの飲み方。」「みなさんはどれくらいサプリメントに関することを知っていますか?」
サプリメントの飲み方に関する基礎知識について紹介します。
ここでは、乳酸菌サプリメントについてのみではなく、サプリメント全般に関する基礎的な知識について紹介します。
Probiotic Supplements / ryansnyder
<目次>
1.サプリメントとは
2.効果的な飲み方
2.1.常温の水で飲む
2.2.いつ飲むのが効果的?
2.3.保存は冷暗所で
3.サプリメントの注意点
3.1.過剰摂取は体に良くない
3.2.サプリメント摂取に注意が必要なヒト
4.まとめ
サプリメントとは
サプリメントの本来の目的は、食品で補いきれなかった栄養素を補填することです。
また、サプリメントは薬ではなく、「栄養補助食品」です。なので食品の一部に位置付けされています。
一般的な食品との違いは、「期待される栄養素を凝縮し、効果が出やすいように一度に摂取できるようにしたもの。」です。
日ごろの食事などで摂取量が少ない栄養素を把握して、その足りない栄養素をサプリメントで上手に摂取できることが望ましいのです。
そして、サプリメントの効果的な飲み方を知ることで、よりサプリメントの効果を引き出しましょう!
効果的な飲み方
サプリメントをより効果的に!
常温の水で飲む
サプリメントは常温の水で飲むことが基本です。
サプリメントに含まれている栄養素は、相乗効果が得られる物や、逆に、効果が半減するものがあります。
例えば、ミネラルとオレンジジュースだと栄養素の吸収率は上がりますが、鉄分とカテキンを一緒に摂ると吸収率が半減します。
この場合はお茶と一緒に飲むことでサプリメントの効果が半減する場合があります。
同様に、珈琲に含まれているカフェインなども、栄養素に吸着するため吸収が悪くなります。
なので、サプリメントの栄養素を最も効率よく吸収するためには、「水で飲む」ことが重要なのです。
また、水以外の飲み物を飲む時には、サプリメントを摂った後も30分ぐらいは空けた方が良いです。
いつ飲むのが効果的?
サプリメントは、薬ではないので1日の摂取量などは明記されていません。薬の場合は、例えば「1日3回、食後に摂る」などと決められています。
それでも、サプリメントには栄養素が含まれているので、最も効率的に栄養素を吸収することができるタイミングがあるはず。と思いますよね。
では、サプリメントはどのタイミングで摂ると効率的なのでしょうか?
それはサプリメントの性質によって異なってきます。
例えば、栄養補給のためのサプリメントは、食後の食べ物を吸収するタイミングの方が、栄養素も効率よく吸収してくれます。
逆に、ダイエット系の満腹感をあおるサプリメントは食前に摂ることが効果的でしょう。(食後だと意味ないですね。)
このように、サプリメント種類によって異なってきますので、まずはサプリメントのパッケージに書いある飲み方を確認しましょう!
保存は冷暗所で
サプリメントの保存は、直射日光が当たらない、湿度が低く涼しい場所に保管してください。
サプリメントの種類によっては、冷蔵庫で保存するように促している物もあるかもしれませんが、基本的には冷蔵庫には入れない方が良いです。
冷蔵庫に入れると、常温時との温度差があり、カプセルが硬くなって割れ中身が出てきたり、色や匂いが変わったりすることがあるからです。
また、開封後はしっかりとチャックやふたを閉めてから保存しましょう!
サプリメント飲用時の注意点
過剰摂取は体に良くない
サプリメントは栄養素が摂れるからと言って、過剰の摂取は危険です。
例えば、ビタミン。ビタミンには、「脂溶性」と「水溶性」に分かれ、水溶性は体内に摂り過ぎても尿で排出されるので過剰に蓄積されませんが、脂溶性のビタミンは長い間体内に蓄積されるため、過剰反応が出やすいと言われています。
これ以外にも過剰摂取によって様々な弊害が報告されています。
- ビタミンAの過剰摂取
- ビタミンDの過剰摂取
- カルシウムの過剰摂取
- 鉄の過剰摂取
- 亜鉛の過剰摂取
- マグネシウムの過剰摂取
頭痛・嘔吐・食欲不振・脱毛 etc
全身倦怠・嘔吐・食北不振・腎臓障害 etc
腎臓結石・尿路結石・食欲不振 etc
とう痛・嘔吐 etc
貧血・発熱 etc
低血圧 etc
人間の健康の重大な症状を及ぼす可能性があり、最悪の場合は致死率を引き上げてしまいます。
サプリメント摂取に注意が必要なヒト
サプリメントは栄養素をピンポイントで摂取できる便利な食品ですが、以下に該当する人はサプリメントの服用を控えた方がいいようです。
もちろんサプリメントの種類にもよりますので、摂取する場合は十分に注意してください。
- 病気を抱えている人
- 薬を処方されている人
- 妊娠している人
- 授乳中の人
- 6歳以下の子供
- アレルギー体質の人
サプリメントの種類のよって血糖値が変動するなど、体に影響を及ぼす可能性があります。
薬とサプリメントは併用しない方がいいです。相性が悪いと薬の効果に影響を及ぼす可能性があります。
ビタミンAを大量に取りすぎると、奇形児が生まれる可能性が高まります。
サプリメントの栄養素によっては母乳を通して乳児に影響を及ぼす可能性があります。
サプリメントの摂取量は大人を基本として作られているので、子供が服用すると過剰摂取となりさまざまな副作用を生じる可能性があります。
原材料にアレルギー成分が含まれているサプリメントがあるので、服用時は必ずアレルギー成分を確認しましょう。
上記の方は一概にサプリメントを摂取できないという訳ではありませんが、服用する際には十分な確認が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
知っているようで意外と知らないサプリメントの飲み方などの基礎知識について紹介しました。
サプリメントには、効果や効能などを大々的に宣伝しているものなど、本当に数多く販売されていますが、惑わされずに自分にあったサプリメントを見つけることが大事です。
また、価格が高いからといって、効果が高いというわけではありません。残念ながら効果が見られないサプリメントもあるかもしれません。
サプリメントを試すときは、服用期間を決めてからチャレンジしてはいかがでしょうか。
効果が見られないときは、他のサプリメントや食品を試したほうが効率的です。
最後に、本来、栄養素は基本的には食事から摂取するものです。
基本は、健康的な食事と生活リズムを整えて、サプリメントはあくまでも補助食品と考えたほうがいいでしょう。
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